賢脳食

文字通り『賢い脳』を作る食事のことです。
日本人は、かつて『頭の良い民族』と呼ばれていました。
なのに・・・
現在は、東京6大学の学生のレベルはアジアで22位まで落ちています。
これは、私は『医師による除去食の勧め』&『医師による卵のコレステロール説』が
一因・大きな原因だと思っています。&丸魚を食べなくなったコトも。

私がこの『賢脳食』という言葉を始めて聞いたのは、結婚前です。
結婚を控えた私に、喫茶店で仲良くなったオバサンが
「賢い子供を産むために、丸魚・豆腐・ワカメを食べなさい」と教えてくれました。
「お味噌汁、食べなさいよ〜」と。
この3つが『賢脳食』なのだ!そうでした。
私はテキトーに『豆腐とワカメの味噌汁&メザシ』で賢い子供を産める〜
なんて、その頃から思っていました。


1958年、ワトソン氏&クリック氏により分子生物学が提唱され
後に両氏共、ノーベル賞を取っています。
この説を否定するだけの論理を持たず、
安易にタンパク質を否定する医者達の言葉を信じ・実践してきたが為に、
日本人の知能が落ちたのではないでしょうか?


そう!分子生物学は命のジョーシキなのです。
その命の基本原理を学ばずして、健康は有り得ないし、
ましてや、賢い脳など創れる筈はないのです。


先ず、脳がどういう構造になっているか!
そして、脳は何で創られているか!
を、真剣に考える必要があります。


周りを観て下さい。玄米菜食などと低タンパクの人の中に
「頭がキレる」「頭の回転がイイ」って人を見かけたことがありますか?

残念ながら、私はお会いしたことがありません。

脳に必要なモノは、酵素というアミノ酸です。
タンパク質のままでは脳まで届きません。
口から入れたタンパク質から充分な酵素を創る為には
充分なミネラルが必要です。補助としてビタミン。
つまり、全てです。
除去食・偏食などしていては、賢い脳まで創っているゆとりはなくなるってコトです。
私は低タンパクが、若年痴呆症を創る!とまで思っています。


アトピーは、私は酵素不足だと解釈しています。
『アレルゲン』と称されるモノを分解する酵素が不足しておこる皮膚症状。

そこでまた、除去食などをしていると、もっと創れる酵素が減るワケだから、
アレルゲンは増えていきますよね。
創れなくなるのは、アレルゲンを分解する酵素だけでは無い!ってコトを
忘れてはいけません。
体の全てを創れなくなるのですから、他の病気も創るでしょうし
脳細胞だって死んでいくばかりで、新しく起こすコトなどできなくなるでしょう。

生きながらにして『脳死状態』を創ることにもなりかねませんよね。


話を戻しましょう。
先ず、脳に必要なモノ・・・レシチンです。
大豆&卵です。
賢い子供に育てたかったら、大豆&卵を食べないまま10歳を迎えないこと!
そして特筆したいコトは、この大豆と卵のウチ
頭に良い『含硫アミノ酸』は大豆には殆どありません。


次、酵素が酸化されないまま脳まで届く為に、抗酸化物質・・・胡麻です。
胡麻は、炒ったモノを買ってきたのでは、抗酸化は期待できないと思います。
自分の家庭で炒りましょう。
何も、料理の都度、炒らなくっても構いません。
1週間分くらい、まとめて炒っても高だか1週間です。
工場で炒ってスーパーで並んでいる期間に比べたら雲泥の差です。

是非、胡麻はご家庭で炒って毎日大匙1杯食べられるコトをお勧めします。
キムチ、糠漬け、味噌、納豆、チーズなど、発酵食品もお勧めです。
(チーズはアルミニウムを含まない生乳モノをお勧めします)


次、脳への神経伝達物質を不足させてはいけません。
人の話を聞けない・集中力がない。。。などは
この、脳への神経伝達物質GABAが不足している現われだと思って下さい。
ビタミンB群です。
B群の中で、大量に欲しいB1は、豚肉に多いです。
豚肉のB1効率を上げるには、ニンニクと調理することです。
B1は、糖質のエネルギー燃焼にも多く使われます。
糖質の摂取が増えた時、その分のB1の供給を増やさなければ
脳への伝達物質は足りなくなるコトになります。
糖質には穀類や芋類がありますが、砂糖はB1を持ち合わせていません。
このコトを観ると、砂糖の摂り過ぎが愚脳を創ると言えますよね。

ここでビタミンB群それぞれの欠乏症を書いておきますね。

B1 怒りっぽい。記憶力低下。音の刺激に過敏。
B2
B3(ニコチン酸・ナイアシン) 不安。イライラ。怒りっぽい。不眠。
B5(パントテン酸) 知能の低下
B6 暴力的。異常行動。
B12(ビタミンB12参照) 集中力の低下。記憶力減退。知覚障害。

*B1を消耗させる食べ物:山菜類。鯉。鮒。   
(食品ではないですが、痰・ドロ鼻も消耗させます)
*B12…大脳での濃度は血中の濃度の百倍。
(つまり摂らなければ、大脳での濃度が足りなくなります)


B群を働かせるには、微量ミネラルが必要です。
特に『銅』は欠かせません。
ビタミンB群と、この微量ミネラルを併せ持っているモノが、
メザシ等、血合いを持った青魚です

海藻:海苔、ワカメ、昆布、ヒジキ。とろろ昆布もお勧め


上↑であげたレシチンは、ビタミンのコリンのコトです。
で、含硫アミノ酸は、タウリンでも補えます。(タウリンは母乳にも含まれて居ます)
『卵』を食べられない除去食を余儀なくされている人は、
このタウリンを摂るコトで、補填するコトが可能です。
タウリン・・・貝類です。(血合い部分も残さず食べるコト!)
「卵を食べず、貝類も食べない」では、賢脳は望めないと思って下さい。

他、知能を上げるモノ・・・
ビタミンC:ビタミンCの働きは50種とも、その倍とも言われています。
その中で優先順位があります。知能をupさせるには大量に摂る必要があります。
つまり、風邪をひき易い・キズが化膿し易い状態では知能upにまで回りません。
チロシン:筍を割った時、白いモノがありますよね。あれ…チロシンです。
捨てないでネ(*^^)v 脳の不可欠アミノ酸です。


最後に・・・
脳の襞とか、突起とか聞いたコトありますよね?
その「襞・突起が多い方が、頭がイイ」とか言われていますよね。
脳の突起・・・コラーゲンがなければ創れません。

血管注射で血が漏れる・・・シワが増えてくる・・・脳の突起が減ってきているかも〜


以上、賢い脳の為の食べ物を書きました。
でも、頭を使わなければ、脳は萎縮してしまいます。
頭の使い方で、暗記はあまり良くないようです。
感情ばかりを扱っていても、脳は使われません。
できるだけ、メモを取るようにしましょう。日記をつけるコトもお勧めです。
メモに書き出すコトによって、
脳の中に、『自由に思考するスペース』を作るコトをお勧めします。


脳が劣ってくると、免疫の『自己と非自己を見分ける力』も劣るようです。
つまり、脳力をupさせるコトで、免疫も賢くなる!と、思っています。

世間を観て下さい。
学力の低下と免疫の低下・・・比例しているみたいですね。

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