キャリ〜オ〜バ〜


さて。。『ツナ缶』での 厚労省とのやり取りで「???」な部分です。

>先ず、厚労省は・・・「指定成分は表示するように指導しています。
>安全な数値以内で、保存料としての働きが期待できないと業者が
>判断すれば、表示してないかもしれませんねぇ 業者に任せていま
>す。指導はしています。」だったのよ。                 .


・・・と、↑ここなのです。
厚労省の言っている文章の意味・・・判りますか?


安全な数値以内で、保存料としての働きが期待できないと
業者が判断すれば、表示してないかもしれませんねぇ。
業者に任せています。指導はしています」


『無添加』新興の方が沢山いらっしゃいます。
実際に『無』添加なのかを調べるのではなく
『無添加』の表示(ラベル)を追い求めてらっしゃる方が。

日本人は、バッタもんでも『ラベル』に弱いのは
食べ物にも現れているようです。


「植物性で、無添加〜♪」なんてモノ・・・
有り得ない筈なのに。
キュウリを縦に半分に切って、常温に放置しておいたら、
すぐに腐ってしまうはず。

指定成分にもならない添加物を使えば、指定しなくっていい。
とか
いろいろ 抜け道はあるのですが。
ここでは、
そういうトリックのうちの『キャリーオーバー』について説明しますね。

そのモノ・・・
例えば、化粧品。
ヒアルロン酸とかエラスチンとか、いろいろな原材料が含まれていますよね。
その原材料を、殆どの企業は
他所から仕入れるわけで
その仕入れる原材料は、添加物・保存料漬けになっているかもしれません。
でも
化粧品自体の製造工程で使用していない場合
かつ
できあがった化粧品に安全だと判断される範囲内の数値なら
表示を免除されています。
これが
『キャリーオーバー』です。

この制度は、
化粧品のみならず、健康食品・食品にも
適用されています。


知って頂きたいことは、
「免除されている」
モノが
『無添加』との表示を許可されている!
同様になっているコトなのです。

『無添加』の表示が
「添加物が入っていない」ってことではないのです。


それを 厚労省は、
「業者に任せています」   なのです。

「知らない」ことは、怖いことだと思いませんか〜?


夏子の雑学