お箸ブス


お箸・・・綺麗に持っていますか?

私が3人の子育てをしてきて・・・
お行儀の中で、一番に拘ってきたコトは、お箸の持ち方です。
我が家には『お箸ブス』って言葉が存在しています。


私が子供の頃から、多くの人と食事を共にし、
一番、気になるコト・・・お箸を綺麗に持てない人&クチャクチャ音を立てて食べる人。
(お蕎麦を食べる時の、ズ・ズーってのはOKですvv)
次に、「一緒に、食事をしたくない!」と思ってしまいます。


娘が居るから、お行儀に気をつけなければならない。。。
それは、そうなのだけど。
娘を、足の短い・お尻の垂れたスタイルにはしたくなかったので
正座をして食べる席で、立て膝をして食べるコトには
あまり、煩く言ってきませんでした。
(大人になってスカートを履けば、嫌が応でも立て膝はできなくなる〜なんてネ)

私にとっては、立て膝をして食べるより〜
お箸の持ち方の穢さの方が、ずっと嫌でした。
「大人になってから、立て膝は直せるけど、お箸の持ち方は直らない」と
思っていたように思います。
なので
離乳食の時、スプーン・フォークでしか食べられない時から、
私の子供には、使わなくても、お箸を並べていました。

最近、TVで、地方の食事を食べ歩く番組などで
綺麗な人…ニュースキャスターでも。。
お箸を×に交差させて食べている姿を見ると、ゾッとします。
(チャンネルを変えます)
どんなに口先で「美味しい〜^^」と言っても、
私には、不味く見えてしまいます。

それと
かつて、クリスチャンって人と食事をした時。。
食事の前に、十字架を切って、感謝の言葉にしてお祈りしていました。
「天に召します我らの父よ〜」ってね。
それなのに、
食事が終わったら、その人のお茶碗には、ご飯粒がベタベタとくっついていました。
お魚も、骨の回りにはイッパイ身がついたまま。
そして「ごちそうさま」を感謝の言葉にしていました。

口先ばっかり(>_<)
思わず、私・・・「感謝してんなら、残さないで!」と言ってしまいました。
「残す理由があるなら、それを言って謝ってよ!」と。(天の我らの父にネvv)


我が家には、外食の時のルールがあります。
自分で頼んだモノを残したなら、そのモノ(ワンディッシュの値段)は、実費です。
小学生の頃からでも、
「お小遣いから差し引くよ!」と言ってきました。

大人になってからでも、居ますよね。
人に奢ってもらう席だと、平気でイッパイ注文して、平気で残す人。
「残すなら払え!!」と思います。

アメリカには、ドギーバックの習慣があります。
所謂、お持ち帰りパックです。
これは、ジャンク・フーズのアメリカ食だからこそ・だと思っています。

日本の食には、侘び・寂びがあります。
侘び・寂びは、お持ち帰りパックには入りません。
「食べられないモノには手をつけない」・・・これは日本人の文化だと思っています。

・・・と、お箸に戻ります。。
子供が小学生の頃、お誕生会などで子供たちが我が家に多く集まると、
私は、お箸のゲームをしていました。
小豆を、Aのお皿に○○個入れておき、カラのBのお皿にお箸で掴んで移動させる。
小豆をお箸で掴む・・・小学生の子供には大変なようでした。
漆塗りのお箸を使うから、尚更です。
それを、グループで競争するのです。
バカにしていたら、小豆に舐められてしまう&お箸にバカにされてしまう。。
結構、集中力と細やかさが育つゲームだったように思います。


綺麗に、ご飯粒を最後まで食べられるお箸の持ち方・・・しましょうね^^

夏子の雑学