続・血液検査の正常値


2004年7月に、このHPを開設し・・・
最初にupしたページに
血液検査の正常値が、ありますが、ここの補足・訂正になります。
かなり重要なコトなので、しっかり読んで理解して下さい。


みなさんが、血液検査をして結果をもらうと
ご自分の測定値の横に、<>で綴って、数値の幅が書いてありますよね。

その項目・・・明確に<正常値>となっていますか??
<基準値>となっていませんか??
最近、やたらと<基準値>が増えてきています。


正常値ではない!!!ってコトを識って下さい。
その病院、若しくは検査機関の<平均値>なのです。


私が15年以上通ってきている病院の<基準値>が変わっているコト…
主治医も気付いてなかったのですが。
その『気付いていない』ことに、疑問を持ち、ずっと調べてきていました。

<基準値>・・・病院・検査機関によって検査方法が違うモノもあるので、
一概に、『これだ!』と言い切れない種類のモノもありますが。

それにしても、ドンドン<基準値>が、その機関によって違ってきているので
(ドンドン、悪化の<基準値>に変わってきています)
その<基準値>の中に、自分が位置しているから〜と
安気に構えないで下さいね。
(反対に、↑↓が付いて、異常扱いされても
そっちの方が、とっても正常だってコトもありますvv
病人の平均になれって言われてもねぇ〜  笑)


リアルでも、メールの相談でも・・・
私が「血液検査の数値を教えて下さい」と言うと、
みなさん、ご自分が『異常値』だと認識している数値だけ、答えられます。
私が、明確に「○○の数値は、いくつですか??」と質問しても
みなさん、揃って「正常値です^^♪♪♪」とお答えになります。


ホンマ。。。3歳児と話している気分になります。

大人「ボク おウチは、どこ??」
3歳児「あっちぃぃ^^♪♪♪」
〜〜〜なぁ〜んてね。  (>_<)


これが、今時の大人の会話です。

話を戻して・・・
だから、同じ病院に通い続けていても、私のように10年以上も通ってきていると
<基準値>が変動するのは、当然のコトなのですよね。
私は、平成3年5月から、血液検査のコピーをもらっているのですが、
<基準値>の変化を観ると・・・面白いです〜^^

免疫が下がるってコトが<基準>だし、
血が薄くなるのも<基準>です。

最近は、大学病院等、大きな病院へは、他の病院からの紹介状がないと
余分なお金がかかるから〜か。。。
大病院の平均値は、さすがに、悪いです。
と言って、
「小さな病院だから、そんなに悪い数値の人って居ないだろう」と思っていても
小さな病院・医院は血液検査を外注で出すので、
その機関が請け負っている病院全ての平均値になるようで・・・
大・小では、測れないですね。

って。。。つまり、日本中、何処でも、基準値は悪化しています(*^^)v


そして、今の疑問。
血液検査に 『高』(H)、『低』(L)などと明記して渡すお医者さん。。。
高低をつけるのは、検査部の人だけれど、
そういう背景をシッカリ認識しているお医者さんは居るのだろうか??


先日・・・抗がん剤を受けてらっしゃる方。
血液検査を見て、「異常値は無い」とのこと。
で、「全部、教えて下さい」と教えて頂くと・・・肝臓関連の数値がありません。
「抗がん剤を受けていて、肝臓の検査をしないなんてヘンだよ!
調べてないの??!!」と言って、医師に聞いてもらうと…ビックリです。
明らかに【異常値】でした。
異常値だけを抜いて、患者さんに渡していたのです。
そして、そのまま次の抗がん剤のスケジュールは組まれていました。(>_<)
病院の各・医師の机上にコンピューターが入り込み・・・
血液検査・・・異常値だけを抜いて患者に渡すってこと、簡単なのでしょうね。

これ↑ 或る癌センターでの話です。


車を買う時。
家を買う時。
服を買う時だって、自分で納得するまで、調べますよね。

ご自分の体を車以下に扱わないで下さい。
メーカーの営業マンの言うがまま・・・ご自分の命をを預けないで下さいね。


夏子の雑学